2012年01月03日

謹賀新年

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明けましておめでとうございます。


2011年は震災があり、大変な一年でしたね。皆様のところは無事でしたか?

娘は今年高校3年生になります。シックスクールを発症してから、既に丸8年を過ぎました。

昨年末には学校のすぐそばで大掛かりな工事が3箇所もあり、激しい頭痛に見舞われることもありました。
それでも、何とかマスクと携帯用空気清浄機着用で乗り切りました。

毎年冬休み前になると、卒業式に備え体育館や校内にワックスがかけられるので、娘は大変です。
小学校や中学校時代とは違い、幾ら都立とはいえ、S区とは行政が異なるので、毎回説明するのが大変です。

そもそもS区の学校改修工事で罹患したので、S区は小学校から中学校へと娘の化学物質過敏症につき、対応等の引継ぎが行われていたので、中学生活は無事過ごせました。

ところが高校ともなると義務教育ではありませんので、対応等は都度、自己申告をしなければなりません。大変ですが、娘も成長と共に自分の体調について自覚が出てきましたので、原因を考えたり、対策を練ることができるようになりました。

多くのシックスクール児童の親は、「悪化」を恐れ、子供を一般生活に送り出すことを躊躇する傾向があります。

でも、それでは幼い子供の将来はどうなのか。「化学物質」から逃げているばかりでは、引き篭もり、友達とも触れ合うことができず、自分の将来の夢さえ見ることができなくなる可能性もあります。

良く「娘さんは軽症だったのでしょう。だから、そんなに簡単に社会復帰できたのでしょう」とおっしゃる同病のお子さんを持つ親御さんに言われます。

答えはNOです。娘はかなりの重症でした。詳細はブログの右上にあるリンクをお読み頂ければご理解頂けると思います。

昨年の夏、娘は中学3年から始めたジャズのビッグバンドで歌を歌いました。著名なトランペッターである校長先生からお褒めに預かり、調子に乗ったのか、娘は突然「私歌手になる」と言い出しました。カラオケ

11月修学旅行から帰宅した翌日に新宿にある有名なジャズライブハウスの「新人歌手オーディション」に合格。なんとライブデビューしました。exclamation×2

デビューライブの出来はまだまだですが、「夢」を見つけることができたことが何よりだと思っています。

将来自宅で仕事が出来るようにと、商業高校に進学したのですが、これが飛んでもなく大変な学校でした。卒業までに合計20個の資格が取れるとのことですが、現在、娘は英検準2級。日商簿記2級他に合格。卒業までには「販売士」の資格も取る予定。

どんな状況にあろうと、「絶対に諦めない。自分自身を投げ出さない」。記憶障害のリハビリのつもりで始めた英語スピーチコンテストでは、中学時代に好成績を残すことができ、S区の英語スピーチコンテストでは優勝。高円宮杯では東京都代表となり全国大会に進出。入賞は逃すものの、全国に沢山の友達ができました。中学3年生ではS区の「最優秀中学生」に選ばれました。

病気と闘いながら、5分弱のスピーチを暗記し、何百人もの前で堂々とスピーチをする娘が選んだのは「シックスクール」や「HIV」など病気による偏見とどう自分が向き合うかという内容でした。

私たち母娘の声はまだまだ小さいですが、娘が今まで経験してきたことが、「歌手」という道を選んでも、自分の資格を生かした職業に進んだとしても、きっと生きてくると信じています。

このブログの記事を見つけてくださった「シックスクール」や「化学物質過敏症」のご本人や家族の皆様。どうぞ、もう一歩前進してみてください。険しい道のりかもしれませんが、けして「希望」や「夢」を諦めないでください。

今年一年が皆様にとって幸多い年になりますように。。。。


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posted by おたま at 02:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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