2004年08月12日

シックハウス症候群の効果的な治療について

※H17.4.7現在 旧稿に記述してあった参照サイトが消滅していました。一部、変更します。

また、化学物質アレルギーと化学物質過敏症との違いについては、
ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の ニュースレター 第17号 (2002年5月発行)

化学物質過敏症特集(中)

「化学物質の氾濫、だれにも発症の可能性 プラスチックの圧縮で毒物発生 」
「化学物質アレルギーと極似している化学物質過敏症」をご覧になると良く分かります。


今年の春にS区主催で「誰でもなりうるシックハウス症候群」の講演会が行われました。講師は化学物質過敏症の専門医でした。

下記に講演会の抜粋をまとめてみました。

1.室内環境について

・ 平均で人は人生の80%以上を室内空間で過ごす。 

人は飲食物を1kgから2kg/日摂取するが、空気は毎日15kgから20kg摂取している。

・ 飲食物は、吸収されてから肝臓という解毒の関門を通過するが、空気中の汚染化学物質は呼吸器から直接血液中に溶け込む。

・空気では化学物質は解毒処理できない。

・ 血液中に溶け込んだ一部の化学物質は、鼻粘膜から直接脳内に流出する。室内空気汚染化学物質の怖さがここにある。

・ これらの劣悪なビルディング室内環境から発症する症状をシックビル症候群と呼ぶ。

・ アメリカでは50年前に発表されたが、日本では20年前に医学界で警告がなされていた。

・ 日本では、一般家庭住宅での劣悪な建材からの室内空気汚染物質による健康被害が多発したため、「シックハウス症候群」の名前が一般的に使用されている。

・ 新築も問題だが、住みながら行う「改築」「改装」も非常に注意が必要である。

2.シックハウス症候群について(原因等)

・車が走り出すようになり、花粉症が発生した。

・化学物質とアレルギーの発症の関係は、空気中の化学物質濃度が低い間は、アレルギー反応がでるが、化学物質濃度が上がると、アレルギーは発症しない。

これは人体への影響がなくなるのではなく、極めて危険な状況に健康被害が進み、中毒症状を発症するのでアレルギー症状がでないだけである。

・シックハウス症候群の原因の99%が室内汚染。

・全国民の5%が化学物質過敏症(CS患者)になっている。

・人間が化学物質に触れると、体温が上昇する。(私もエチルベンゼンを吸い込んだとき一瞬にして平熱35.3度なのに、38.5度になり、呼吸ができなくなりました)

・トイレの芳香剤は、発がん実験と同様の影響力がある。

・消臭剤や抗菌剤が使われるようになり、シックハウス症候群も増えてきた。

・シックハウス症候群の症状が進行して化学物質過敏症に移行してくると、視野狭窄、視力障害、中枢神経障害になってくる。平行機能がなくなってくる。

・特に女性が発症しやすい。普通の病院へ行っても、「婦人科へ行け」と言われる。
往々にして、「原因不明の疾病」と言われるか、「精神科へ行け」と言われる。
精神科の診断結果は「鬱病」である。

・女性の清潔思想はシックハウスを招く。

人間はどんなに注意していても、何らかの形で毎日何らかの添加物を10gを摂取している。

・換気を行うときは、窓を開けておかないと、床下の化学物質を人間が吸い込んでしまう。

・蚊取り線香は窓を全開して使用すること。殺虫剤は絶対撒いてはだめ!

・最近の畳は畑の10倍以上もの化学物質を含んでいる。

・床剤は御影石が最も化学物質の影響を受けない。

・壁は鉄板またはアルミ製が化学物質過敏症患者が生活できる唯一の建材。

・うにはイガイガから取り出したままだと、形が崩れてくる。それを防止するためにホウ酸で固めたものを売っている。

・店頭でやたらに光っている魚は、化学物質が含まれている可能性が高い。

※沖縄でのシックハウス症候群の発生報告はない。その理由としては、海風が入るので室内の化学物質が室外へと放散しやすいからではないか。

3.治療について

@確実な診断、原因物質の固定

A原因物質の除去

1)転地療法
 
・転地すると1週間くらは「辛い」(離脱状況)に陥るが、1週間もすれば、体は楽になってくる。

・転地療法は、
生物学的要因・理学的要因・物理学的要因・心理社会的要因が揃っている方法である。

2)原因物質の放散、撤去

・分解水を家具などに噴霧する。

・建材などを撤去し、非化学物質の建材に交換する。

B室内の化学物質の総量を減らす。

・ベークドアウト後に換気をするなどを繰り返し行い、原因物質を蒸発させる。

C健康状態の維持

D運動療法

・腹筋運動(内臓の弁が強化される)

・ラジオ体操など

E温泉・サウナ療法

・代謝を上げて体内の化学物質を汗をかくことで体外に排泄させる。

・解毒効果がある。

Fビタミン・ミネラルの補充(サプリメント等の摂取)

・ビタミンB12

・ビタミンB群

・ビタミンC(かなり大量に摂取のこと)

・フラボノイド(大豆製品に含まれる)

・カロチノイド(人参に含まれる)

・ビタミンE

・イノシン酸

・セレン(小魚・ナッツ類に含まれる)

・マグネシウム

・亜鉛

・にがり(粗塩が良い)

G解毒

・タウリンを摂る

タウリンが含まれている食物は下記の通り(mg/100g中)

タコ:830 
シジミ:110
アサリ:380
ハマグリ:1080
カキ:1130
イカ:770

効能・効果:
1.血圧降下作用
2.総コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値を増加させる
3.アミノ酸であるため、肝臓病の予防や治療効果がある
4.心不全の治療に用いられている
5.気道の収縮を抑制するので気管支喘息にも効果

・サウナ・温泉に入る。

・春ウコン(これは私が娘に試してみたものです。また、多くの化学物質過敏症患者が効果を実感しており、幾つもの報告例があるので記載します)

※化学物質アレルギーは二日酔いに酷似した症状である。万人に効果があるかどうかは?だが、頭痛を起こしたときに、粉末を溶かして飲むと、比較的早くに頭痛が治まる。

H中和療法

・COQ10(コエンザイム)を摂る。(青みの魚に含まれる)

※脂肪酸化薄促進効果。ミトコンドリアの代謝改善効果がある。

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知人の息子さんが今年の7月に北里研究所病院にて、化学物質アレルギーと診断されました。担当医は娘と同じでした。自律神経、脳機能に異常が出ていて、症状としてはシックハウス症候群の中程度。再診が必要とのことです。

その診察時に医者から勧められたことを記載します。

1.軽い運動・・散歩も良いけど、ジムに通う事。

2.低温サウナ・入浴(温めのお湯に10分・・何回かに分けてもよい)

3.早寝・早起き・・・起きたら3分間太陽の光にあたる事。早く起きられなくても起きたら、光にあたること。太陽の光が脳に良いとのこと。

4.化学物質のために活性酸素が出来るので、ビタミンCを200mgの錠剤を一日に三度に分けて6錠飲むこと。サプリメントでもよい。

5.活性酸素が次に過酸化窒素になるので、このためにビタミンB12が必要。

6.カロチン・フラボナイド・B1・B2・B6が必要。

7.食べ物ではカボチャ・きなこ、納豆、豆腐などの大豆製品。ブロッコリー・ほうれんそうを積極的に食べること。

8.ミネラル・マグネシューム・セレン・亜鉛などが必要。

9.これで体質が改善されない場合は、CoQ10(補酵素Q10)を追加すること。

10.室内のホルムアルデヒドを計ること。

保健所に頼むか、関東化学という会社で出している、ホルムアルデヒドテストスト
リップを購入するとよいとのこと。

その他、電車の電磁波はどうか?(家のすぐ傍に線路がある)との答えは。
私鉄は電磁波対策がしてあるので、出ないがJRは電磁波が出るとのことでした。

この方は、私のお勧めでロイヤルゼリーを摂取しています。ロイヤルゼリーにはホルモンバランスを取り、自律神経失調症に効果があり、免疫力を上げる効果もあります。

医師に「ロイヤルゼリーを食べているが、続けてよいか?」と聞いたところ。
「続けてください」と言われたそうです。


ロイヤルゼリーと一緒にサプリメントを摂取すると、より効果的であることはわずか4年間で娘の食物アレルギーをサプリメントを摂取させることで、完治させた私の経験では、必要不可欠だと思います。

とはいえ、あくまでも私個人の意見ですが....。

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なお、専門医の講演でも話されていた「全国民の5%が化学物質過敏症患者である」ということですが、これは凄い数字になることがお分かりでしょうか。

娘の診断時に医者が「1人のシックハウス症候群(化学物質アレルギー)の患者がいるのなら、同じ環境にいる人間の20%が既に何らかのシックハウス症候群(化学物質アレルギー)になっている」と話していました。

※化学物質過敏症とシックハウス症候群(化学物質アレルギー)は症状は似ていますが、症状の程度など微妙に異なります。

※化学物質アレルギー→化学物質過敏症→多種類化学物質過敏症と進行することもあります。(但し、必ずしもということではありません)

では、全国民の5%とは何人になるのでしょう。

日本人全人口1億2600万人(1996年調べ)の5%=630万人が化学物質過敏症患者ということになります。

シックハウス症候群患者は現在約100万人と言われています。8年前の全人口よりも現在の日本の人口は増えていますので、化学物質過敏症患者も当然のことながら増えていることが容易に想像できます。(合計で約730万人)

これは、全特定疾患難病認定患者数(平成13年度調べ)が7万人弱ですから、いかにシックハウス症候群や化学物質過敏症患者が多いか分かります。

でも、これらの疾病は難病でありながら特定疾患として認定されていません。保険が使えるようになっただけです。


身近なところから、環境を改善すること。食生活を改善することが、被害者・加害者にならない方法だと思います。


この記事へのコメント
良くまとめてあって、理解しやすいです!<BR>650万人も日本人が・・・。怖いです。<BR><BR>環境に優しいことは、人の体にとっても良いこと!<BR>人にとっても優しいことは、環境にも良いこと!<BR>全ての人たちが認識して、身近な所から、始めたいデスね・・・♪
Posted by でこちゃん at 2004年08月12日 14:22
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Tracked: 2009-05-28 02:58
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