2004年06月04日

シックスクールの娘と歩む:このブログを立ち上げた理由(わけ)

この覚え書きは2004年9月1日に書かれたものです。

2004年、平成16年6月4日にこのブログを立ち上げました。「初心忘れず」ということで、TOPに掲載させていただきます。

2003年、平成15年6月9日。私はこの日を一生忘れないだろう。

食いしん坊の娘はどんなに体調が悪くとも、夕飯を食べないということはなかった。 

彼女の若干9年と半年の人生の中で、食事を食べなかったのは、唯一、口内にヘルペスができたときだけだった。

口中の神経に沿って水泡ができるこの病気は、大人でもあまりに辛くて「泣き」が入るのに、娘は泣くこともなく、「美味しそうだね。私の分まで沢山食べてね」と笑っていた。まだ4歳のころだった。

ところが平成15年6月9日の娘は違った。

「頭が痛いよー」と泣き叫ぶ。

娘は椅子に座っていることもできない。

夕飯のテーブルについたものの、あまりの激痛だったのか、椅子から転げ落ちた。

「病院に行く。治してよー」と泣くものの、なす術がなかった。

白状な母親のようだが、「病院に行っても治らない。静かに一晩待つしかない」と言い聞かせた。

私には、娘が間違いなく「学校改修工事でシックハウスになったのだ」という確信があった。

その晩は、空気清浄機を稼動し、オゾン+マイナスイオン発生器を稼動させ、頭を冷やしてあげた。

「明日の朝になったら、きっとよくなっているよ」と声をかけたものの、頭痛薬すら効かない娘をただただ見守るしかない母だった。

翌日、娘が生まれたときからの主治医と、アレルギー専門病院でアレルギーの検査など一通り行った。

どちらの病院も、それまでの経緯と娘のアレルギー検査結果でIge抗体(アレルギー反応を起こす体内にある抗体)が平常値を示していたころから、「学校改修工事による『化学物質アレルギーの疑い』と『シックハウス症候群の疑い』」と診断された。

『疑い』と記載されるのは、この病気の検査方法が特殊な装置がある専門病院でないため、それ以外の書き方ができない。でも、間違いない。という説明だった。

アレルギー専門病院の診断書には「シックハウス症候群の疑い」と記載されてあり、追記で「症状悪化の時は自宅養生が必須」とあった。

早速、学校長に会いに行き、診断書を提出したところ、「受け取れない」と言われた。

必要ないとも。

この日から現在に至るまで、娘の首からは「携帯用空気清浄機」が取れたことはない。

学校に通えないと思ったが、何とかこの「携帯用空気清浄機」のお陰で、娘は今のところ検査以外では学校を休んだことはない。

後日、養護教諭に校長の対応が芳しくなかったので、診断書を提出し対応を依頼したが、学校の見解は「子供の健康管理は親の責任である。診断書を受け取ったら子供の健康管理責任が学校に発生するから受理できない」と言われた。

今思えば、すべてが当時の校長の圧力だったと思う。

娘は4歳の時に牛乳アレルギーと猫フケ、ハウスダストのアレルギーがひどくなり、4年間かけて食事療法などでアレルギーは完治していた。

やっと普通の子と同じように過ごせると思った矢先、今度はシックハウス症候群かー。

目の前が真っ暗になった。何とかしなくては!!

4月2日午後、近所の公園で娘と娘の友人と過ごしていた私の携帯が鳴り、学童クラブ役員だった私に保護者から、「子供も私も学童クラブに行ったら、苦しくなった。学校は化学物質に侵されている」と訴えがあった。

この時は、まさか自分の娘がシックスクールになるなど考えも及ばなかった。あの電話から2ヵ月後、最初に訴えがあった児童より重症になった娘と共に「私怨を公憤に代えて」歩み出すことを決心した。

16年6月4日。あれから1年たった。やっとこうして客観的に振り返る余裕ができた。
この記事へのコメント
う〜ん。。。<BR>学校はそう言う対応するんでしょうね、やっぱり・・・。<BR>文科省は何も・・・と思ったら、「学校環境衛生の基準」とか、厚労省のシックハウス・ガイドラインとか、一応の基準はあるんですね。<BR>
Posted by w_interface at 2004年06月23日 09:17
書き込みありがとうございます。そうなんです。また、地方自治体ごとに対応が違います。東北地方の学校では、代議士のお子さんがシックスクールになり、なんと家庭で使用する浄水器まで行政側に支払わせたとか。校長によっても違うし。親がしっかりしていないといけないですね。
Posted by おたま at 2004年06月24日 00:37
私も学童へ行くと、必ず発作を起こしていました。<BR>でも、ちょっと不思議。<BR>自分の職場で、耐震工事やら、塗り替えやら、色々あったのですが、<BR>全く発作が起きなかったのに、学校、というより学童ではなぜ発作がおこるのでしょう。<BR>とても不思議です。<BR>とりあえず、コルクに張り替えられてからは、発作が起きなくなりました。<BR>張り替えてもらうまでに数年かかっています。<BR>行政がシックスクールをどの程度真剣に考えているのでしょうね。
Posted by みゆみゆ at 2004年08月12日 03:55
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化学物質過敏症は治る?!B
Excerpt: シックスクール
Weblog: 猛母参戦!?"One for All , All for One!!"
Tracked: 2009-05-24 19:49
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